秋の風物詩…菊の香りに包まれながら~《笠間稲荷神社》

茨城県
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笠間稲荷神社

毎年秋になると、境内は色とりどりの菊の花で彩られ、『笠間の菊まつり』が開催されます。  秋風の中に広がる菊の香りと美しい花々は、まさに季節の風物詩です。

「笠間の菊まつり」は、昭和33年(1958年)から続く伝統あるお祭りで、関東地方で最も歴史のある菊の祭典です。(2025年は 10月25日(土)~11月24日(月・振替休) の開催です。)

御祭神

笠間稲荷神社の御祭神は、宇迦之御魂神うかのみたまのかみ)です。この神様は「稲荷神(いなりのかみ)」として知られ、五穀豊穣・商売繁盛の守護神です。“食”と“豊かさ”を司る神であり、人々の生活や経済を支える存在とされています。また、宇迦之御魂神は「人とのつながり」や「心の実り」をも象徴する神でもあり、近年では縁結び・金運上昇・家庭円満などのご利益を求めて訪れる方も多くなっています。

由緒

笠間稲荷神社の創建は古く、白雉2年(651年)。欽明天皇の時代に、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りしたのが始まりと伝えられています。平安時代以降、「笠間城」の守護神として歴代城主の厚い信仰を受け、江戸時代には徳川家や水戸藩主からも篤く崇敬されました。また、商人たちの間では「お稲荷さま」として親しまれ、商売繁盛や家運隆昌を願う人々が全国から参拝に訪れるようになりました。現在では、年間を通して多くの人々が訪れる関東屈指の開運スポットとして知られています。

境内案内

笠間稲荷神社の大鳥居です。

青空に映える朱色が美しく、参拝前から心が引き締まるような神聖な雰囲気に包まれます。

夜の大鳥居も幻想的…..日が沈むころ、灯りがともると大鳥居がやわらかな光に包まれます。
朱色の柱がほのかに輝き、背景の夜空と菊の彩りが幻想的なコントラストを生み出します。
昼間とはまた違った雰囲気で、写真好きの方にも人気の時間帯です。

参道を歩くと、まず目に飛び込んでくるのは,見事な菊の回廊です。

『秋が来たな…』と実感する瞬間です。

参道脇では、たくさんのキツネさんが迎えてくれました🦊

二の鳥居は、俗世から神域へと心を整える場所なのだそうです。。

楼門前の菊飾り

朱色の楼門と黄金色の菊、そして澄んだ秋空…。

この季節だけの美しいコントラストが、写真映えすること間違いなしです。

絵馬殿周辺の菊人形展示

物語をテーマにした菊人形が並び、子どもから大人まで楽しめる見応えあるエリアです。

細やかな花びらひとつひとつが手作業で仕上げられ、まるで本当に動き出しそうなほどの美しさです。

本殿を囲む菊の回廊

荘厳な本殿と、菊の香りに包まれた空間はまるで別世界。

早朝の柔らかな光の時間帯がおすすめです。

菊に囲まれた神前

菊まつり期間中の拝殿前は、まさに花の舞台です。

見事な菊花壇が設けられ、白・黄・紫の花々が並びます。

色彩豊かな和傘がつくる秋の光景~

拝殿前、境内の随所に飾られた和傘は、赤・紫・藍・橙と、鮮やかな色合いが並びます。

時間がゆっくり流れているような感覚を与えてくれますね。

御朱印 情報

授与場所…拝殿右手の社務所
(御守・御札などの授与も行っています。)

受付時間…午前8時30分~午後4時30分

初穂料…通常御朱印:500円

    限定御朱印:1,000円

菊まつりの期間中は、限定御朱印が授与されます。
菊の花をあしらったデザインは、季節の記念にぴったり。

秋の笠間稲荷神社は、神聖さと華やかさが共存する特別な季節。「菊まつり」で彩られた境内を散策し、美しい花々とともに季節の移ろいを感じてみませんか?参拝の記念に御朱印をいただけば、秋の思い出が一層深まります。

笠間稲荷神社 情報

住所…茨城県笠間市笠間1

TEL 0296-73-0001

御利益…商売繁盛・金運上昇・開運招福・家内安全・良縁成就

参拝時間…午前6時〜午後5時

アクセス…JR水戸線「笠間駅」から徒歩約20分

     北関東自動車道「友部IC」から約10分

駐車場… 無料の参拝者用駐車場があります。(菊まつり期間中は臨時駐車場も開設)

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