笠間稲荷神社
由緒・御祭神
御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、五穀豊穣・商売繁盛・金運 に御利益があります。
宇迦之御魂神 は、日本神話に登場する女神です。
名前の「宇迦」は、穀物や食物という意味があり、稲の精霊を表す言葉でもあります。
宇迦之御魂神という名前には、『稲に宿る神聖な精霊・神様』という意味が込められています。
- 孝徳天皇御代の白雉2年(651)、現在の地にあった胡桃樹の下に創建しました。
- 寬保3年(1743)笠間城主、井上正賢が社殿・境内を拡大しました。更に、延亨4年(1747)笠間城主牧野貞通が境内地を拡大して、祭器具等を寄進しました。また、歴史の藩の祈祷所と定めました。
- 後世、日本三大稲荷の一つに数えられ現在にいたっています。
大鳥居
《笠間稲荷神社》は、毎年初詣には、約80万人の人出で賑わう神社です。
この80万人は、初詣参拝者数が茨城県1位だそうです。
仲店・参道
赤い大鳥居をくぐると、参道の両側には昔ながらの仲見世通りが続いています。
お土産屋さん、おせんべい屋さん、色々なお店が建ち並んでいます。
今日は、シャッターの閉まっている店が多いようです。
稲荷神社といえばキツネですよね🦊
笠間稲荷神社では、沢山のキツネさんが私たちを出迎えてくれます。
色々な顔のキツネさんがいますので、あちこち見比べて見て下さい。
お稲荷さんというと、キツネをイメージされる方が多いですが…..
キツネは、稲荷大神のお使いであって神様ではありません。稲荷大神にとって《神使(かみつかい)眷族(けんぞく)》と、呼ばれる神様のお使いをする霊獣なのです。
手水舎
参拝前に、身を清める場所です🖐💦
さざれ石
聖徳天(大黒天)
《大黒天》…..仏法の守護神です。
七福神の中の一人の神で、糧食を司る神様です。福徳や財宝として知られている奈良県の大神神社の御祭神、大物主神と異名同一神です。
大黒天といえば、米俵の上に乗った姿が一般的とされていますが、こちらに祀られている大黒天様は、くくり頭巾、狩衣姿で左肩に袋を背負い右手に打ち手の小槌を持った、本来の姿で祀られています。
楼門
1961年に建立された、重層入母屋造の楼門です。 朱色と上階の緑色の格子が特徴的です。
ここでも、キツネさんが出迎えてくれます🦊
拝殿
昭和35年10月の竣工で、神社建築の美と現代建築の粋を集めた豪壮かつ華麗な建物です。
拝殿の両脇に、菊で作られたキツネさん🦊です。
11月25日まで菊まつりが行われていたようで、菊の花の飾りがたくさん飾ってありました🏵️
もう少し早く訪れていれば、満開の菊が見られたのでしょうね…..残念です😂
御神木
《笠間稲荷神社》が鎮座するこの地には、昔、胡桃(くるみ)の木が群生していたそうです。
その中に《笠間稲荷神社》が祀られていた事から《胡桃下稲荷》と、呼ばれていたそうです。
境内には樹齢約400年の御神木の胡桃の木や、手水舎の辺りにも胡桃の木が生えています。
門前通りに、胡桃を入れたいなり寿司や胡桃まんじゅうが売ってるよ。
社務所
御火焚串(おひたきぐし)
木製の板に、住所・名前・願事の成就を記入し、神前に奉納します。
その札を神職が、祭り(御火焚串炎上祭)で 御火焚串 を火にくべて燃やします。
火の力で穢(けが)れがはらわれ、書かれた願いが叶うと言われています。
御火焚串初穂料…500円
『商売繁盛』のお札が多いみたいです。 さすが、商売繁盛の神様です。
おみくじ
おきつねさまが口にくわえているのは、玉や巻物、稲穂、鍵などが主です。
笠間稲荷で人気の きつねみくじ は左右の2体があり、それぞれ玉と巻物をきわえています。
笠間名産・栗をモチーフにした 栗みくじ🌰 笠間と言えば栗ですよね。
おみくじ…..各500円
境内が、庭園のようできれいに整備されてあります🌳
棚藤
桜門近くに、藤棚があります。 2本の藤は樹齢400年で県の天然記念物に指定されています。
約200㎡の藤棚から薄紫色の花が枝から垂れ、参拝者の目を楽しませてくれます。
御朱印
概要
笠間稲荷神社
住所…茨城県笠間市笠間1
問い合わせ…..0269-73-0001
営業時間…..8時~16時30分
駐車場🅿…..参拝者用 無料駐車場、有
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