千姫ゆかりの《弘経寺》で迎える秋の風物詩~彼岸花の美しい境内

茨城県
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弘経寺

茨城県常総市にある「寿亀山天樹院弘経寺(ぐぎょうじ)」は、徳川家康の孫娘である千姫の菩提寺として知られています。

毎年9月下旬から10月上旬にかけて、境内一面に真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)が咲き誇り、多くの人々が訪れます。

御本尊

弘経寺の本尊は阿弥陀如来です。

縁起

弘経寺は、浄土宗関東十八壇林の一つで、応永21年(1414年)に嘆誉良肇上人によって創建されたと伝えられています。 第10世了学上人の時代に、徳川家から本堂や鐘楼などに莫大な寄進がなされました。    徳川家康の孫娘である千姫は、常総市の観光大使としても活躍する存在です。千姫の遺愛品とされる紫龍石の硯が、弘経寺に伝わっています。これは、泉州堺の貿易商であった小西行長が朝鮮出兵の際に持ち帰り、豊臣秀吉から徳川家康、千姫へと譲り渡された品と伝えられています。

境内案内

寺号標

ここから参道が始まり、参道を進むと正面に御本堂が見えてきます。

境内に咲く彼岸花

本堂横の杉林の下をメインに、境内のあちこちに彼岸花が咲き乱れます。

赤い花が緑の中に映え、静かな雰囲気の中で秋の訪れを感じさせてくれます。

薬師堂

珍しいです…白い彼岸花もチラホラ。

開山堂

来迎杉(らいごうすぎ)

弘経寺の境内にある杉の大木には、修行僧宗運の貉(むじな)伝説にまつわり

「来迎杉(らいごうすぎ)」と呼ばれています。

手水舎

手水舎にも彼岸花が飾られていました。

本堂

千姫御廟(せんひめごびょう)

彼岸花の花言葉…「悲しい思い出」….。

弘経寺には、赤い彼岸花が咲き乱れています。

そこは、数奇な運命を辿った一人の女性《千姫》の眠る場所なのだそうです。

この徳川の葵の紋の向こうに千姫が祀られています。

千姫は、幼くして豊臣秀頼に嫁ぎ、大阪の陣で秀頼の死を経験しています。

その後、本多忠刻に再嫁し一男一女をもうけるも、

夫と長男を亡くし落飾して「天樹院」と称します。

弟の将軍家光を支えながら、生涯にわたり弘経寺への寄進を行い、

弘経寺にゆかりのある人物として今も大切にされています。

彼岸花が、とても悲しげに見えます。

書院

常総市・弘経寺は、歴史と自然、そして心の安らぎが揃ったスポット。観光客だけでなく、地元の人々にも愛され続けています。歴史好きの方、写真好きの方、そして静かに心を落ち着けたい方にぜひ訪れてほしいお寺です。

弘経寺 情報

住所…茨城県常総市豊岡町甲1

TEL…0297-24-0895

御利益…家内安全・子孫繁栄・学業成就・知恵向上

参拝時間…24時前

アクセス…関東鉄道常総線「水海道駅」からタクシーで約10分。

駐車場…無料駐車場があります。

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