明治神宮
由緒・御祭神
ここ明治神宮は、第122代天皇の明治天皇(めいじてんのう)と皇后の昭憲太后(しょうけんこうたいごう)を御祭神としてお祀りしています。
- 明治天皇が明治45年7月30日、昭憲皇太后が大正3年4月11日に亡くなられました。
- 国民の間で、御神霊をお祀りして御遺徳を永遠に追慕し、敬仰申し上げたいという機運が高まりました。
- 明治天皇・昭憲皇太后とは特にゆかりの深い代々木の地に創建されました。
明治神宮は、清らかで森厳な内苑と、聖徳記念絵画館や明治記念館などがある外苑で構成されています。
境内には、全国から献木された約10万本を植栽した人工林《永遠の杜》があります。
国民の心のふるさと、憩いの場として親しまれています。
第一鳥居
JR山手線『原宿駅』西口を出るとすぐに真新しい、第一鳥居が見えて来ます。
老朽化や腐食が進んでいたことから、令和2年(2020)に行われた鎮座100年の記念事業のひとつとして建て替えられました。
南参道
大きなもみの木です。
昔からこの地には代々木の大樅(おおもみ)という大木が育っていて、一説には『代々木』という地名が生まれた由来とも言われているそうです。
東京のど真ん中とは、思えないような自然が広がっていて、鳥のさえずりや気持ちの良い風が吹き、タヌキなどの動物も顔を出すこともあるそうです。
都内にいるとは思えない程の大自然です。
空気が澄んでいてとても気持ちが良いです🌳
大鳥居(第二鳥居)
北参道と南参道が合流地点にある大鳥居です。本殿へと続く正参道の入り口となっています。
一代目の大鳥居は、明治神宮の創業と同時に造られましたが、昭和41年(1966)の落雷により破損。
立て直しを図るも、日本には十分な大きさの檜が無かったそうです。
今ある鳥居は、台湾に生えていた樹齢1500年を超える大木を日本に運び、二代目の大鳥居として昭和50年(1975)造営した物です。
木造の『明神鳥居』で、高さ12m、幅17.1m、重さ13tあります。
この鳥居から、拝殿手前の『三の鳥居』までは、良縁祈願のパワースポットとしてもしられています。
手水舎
明治神宮には、東・西・南側に3カ所手水舎があります。
南神門
南神門は、本殿の建物に通じる門の中で最も重要な門であり、主要入口とみなされています。
南神門は、他の二つの門の様に1階建てではなく2階建てである事で見分けが出来ます。
南神門は明治神宮の鎮座祭があった1920年に建立され、第二次大戦の空襲によっても失われなかった建物です。
夫婦楠
拝殿に向かって左側にあるのが夫婦楠(めおとくす)という大きな木があります。
縁結び・家内安全の象徴として知られています。
注連縄で縛られている二本の楠ですが、遠くから見ると一本に見えます。 (神道では、注連縄は神聖な繋がりを意味と同時に悪霊を祓う役割も果たしているそうです。)
この木は、1920年明治神宮創建当初に献木されたものです。
楠は、長寿千年以上になるという樹齢の長さから、神聖な木・縁起良い木とされ、神社仏閣の御神木や天然記念物に指定され樹齢100年を超える木が多いそうです。
拝殿・本殿
巨大な柱と屋根が印象的です。 戦禍によって一度は、破壊されましたが、昭和33年(1958)に復興されました。
本殿前の階段からは、撮影禁止です。
神楽殿
こちらの神楽殿では、家内安全・厄祓い・初宮や七五三詣などの祈願を行っています。
御朱印
御朱印帳への、直書きも対応してくれていました。
北参道
境内のイチョウの木の紅葉が素晴らしかったです。
★ 明治神宮外苑のイチョウ並木(青山通り口から外苑中央広場円周道路)が、約300m続いていて、とての綺麗で黄金色のトンネルになって輝いています。 帰り道…..是非こちらも立ち寄ってみて下さい。
北池
亀石
拝殿・本殿から宝物殿までは700m程ですが、その途中、北池のほとりに『亀石』があります。
その名の通り亀の姿に似ている大石で、健康長寿の御利益があるそうです。
また『亀』は、風水で仕事運や金運アップの縁起き物とされています。
ビジネスで成功したい方などには必須のパワースポットです。
★ 亀石のまわりには看板や柵など、目印になる物はありません。直接触れてパワーを感じて下さい。特に、頭の部分を触れると効果が高いと言われているそうです。
概要
明治神宮
住所…東京都渋谷区代々木神園町1-1
問い合わせ…03-3379-5511
御利益…縁結び・精神のリセット・生命力の強化
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