大洗磯前神社から続いて、次はひたちなか市の 【酒列磯前神社】に向かいたいと思います。
先月行われた〈ロックインジャパンフェスティバル2024〉の安全祈願をここの神社の神職と巫女さんが出張で行ったそうです。
酒列磯前神社
由緒・御祭神
酒列磯前神社の始まりは、856年に大洗の磯前に神様が降臨し、大洗にいた人の声を借りて名前を名乗りました。
その時の神様が主祭神の『少彦名命』です。
少彦名命は大国主命と供に力を合わせ日本国土を統治する国土経営をされた方です。
名前を名乗った時にこのような言葉を残しているそうです。
『昔、この辺りに国を造って一度は去ったが、また苦しむ民を救うために戻ってきた。』
このお告げはとてもありがたいものだということで、この場所に酒列磯前神社を造ったのだそうです。
少彦名命は、日本神話ににおいて始源の神である造化三神の一柱です。
高皇産霊神の指の間からこぼれ落ちた小さな神で、海の向こうからガガイモという芋の皮の船に乗り、小鳥の皮を着て現れたと伝えられています。
日本医療と医薬の神様としても知られています。
そのため、御利益としては病気平癒、健康長寿という健康にまつわるものが多いようです。
神話において高天原より天降りて、山野に薬草を求める病気に悩む人たちを治療し、鳥獣昆虫の災いを払う【禁厭の法】を定め民衆の災禍を防ぎ救った神様です。
参道
酒列磯前神社の樹そうは、本殿まで約300mも続いているそうです🌲🌴🌳
樹齢300年ともいわれる、ヤブツバキの古木に加えて、タブノキ、スタジイ、ヤブツバキ、ヒサカキ、ユズリハ、モチノキ、シロキ等が生息しています。
絶えず海から吹き付ける強風が、木々をこのように形にさせたのでしょうか….。
長年の雨風にさらされてもなお端々しく生える木々の生命の強さを見る事ができます。
なんか…..凄いです。 何でこんな形になるのでしょうか…..歴史を感じます。
夏でも涼しげな樹のトンネルが続いています。
吸い込まれそう…..。
神秘的な感じがします🥹
この樹霜は、常緑樹で構成されているので、基本的に一年中変わらない景観を楽しむことが出来ます。
冬になるとさかつら椿(ヤブツバキ)が綺麗に咲きます。2月から3月のお参りもオススメです。
海の見える鳥居
300mの樹そうを抜けると、すぐ左側に海岸を一望出来る参道があります🌊
円を描く海岸線や港町も見えます。とてもすてきな風景が目に飛び込んできます。
梅雨になると、階段の両脇が紫陽花で満開になります。 海と紫陽花…..これもまた風情があります。
(こちらの神社では、海の見える鳥居をバックに 非日常的なウェディング が叶えられる、とあって結婚式の場として多くのカップルから神前式を挙げているそうです。)
狛犬
手水舎
幸運の亀さん
鳥居をくぐって進んで行くと 幸運の亀さん の像があります。
この幸運の亀さんは、宝くじの高額当選された方が、縁起のいい亀石像を奉納されたそうです🐢
この《幸運の亀さん》の石像をなでると、宝くじが当たるんだって。
★ 実は…この亀さん最初から亀の石像と決まっていたわけではないそうです。
漁をしているとウミガメが網に入ることがあるそうです。
それはとても縁起が良く、吉兆だと言われているので、その歴史と地域性を踏まえ亀の石像になったそうです。
御神木
拝殿
参拝やご祈願をする社殿。社殿内には、色とりどりの天井画も見ることが出来ます。
本殿の建築み関しては、奇抜な物はなく、流造(ながれづくり)という全国的にも一般な造りとなっています。厳かな雰囲気に、改めて気が引き締まります。
二礼二拍手一礼
「どうか、家族が皆健康でありますように.,.」
欲をだして「ハロウィンジャンボが当たります様に…」🙏
神馬舎(しんめいしゃ)
古くから馬は、神様の乗り物とされていたそうです。
神楽殿(かぐらでん)
平磯町のお神輿。
3年に1度の平磯三社祭で担がれるお神輿です。
御朱印
月替り・季節限定(リスと葡萄)の御朱印です🐿️🍇
概要
酒列磯前神社
住所…茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2
問い合わせ…029-265-8220
駐車場…..有(無料)
営業時間…8時〜16時
ご利益.,..縁結び・金運アップ (宝くじ高額当選の金運スポットで、60億円の実績があるそうです)
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