健田須賀神社
由緒・御祭神
健田須賀神社は、明治3年に健田神社と須賀神社が現在の地に合祀になり、健田須賀神社になりました。
健田神社の創建は古く現在の場所より2キロ程東南にありました。 この地は古代より現在に至るまで、霊峰筑波山を拝するのに素晴らしい地にありました。昔の人達は、ここで祭りをお行い、日の出から暦を察した場所とかんがえられています。
やがて神様の形をあらわし、結城の国造竹田臣の祖神武淳川別名を祀ったと言われています。 日本で最古公式記録集『延喜式』によると、下総国11社の一つに記されています。
以後宝暦14年(1764)小塙乗国寺と習合し明治3年、神仏分離により須賀神社と合祀しました。
この神社名のように、《健やかに清々しく》と、健康祈願や厄除け・方位除けの御利益があると言われています。
慶永2年(1343)結城家7代直朝七社を定め結城108郷の総社として盛観を極めました。
御祭神は、健田神社が武淳川別名(たけぬなかわわけのみこと)、そして須賀神社が須佐之男命(すさのおのみこと)です。
健田須賀神社が鎌倉時代の延応4年(1242)、この地に鎮座して以来、現在まで継承されている伝統ある祭り(毎年夏)が行われます。御神体を神輿に移して『結城の暴れみこし』と称されるみこしが、氏子26町内を勇敢に渡御します。 祭り期間中は、数多くのイベントも行われ、数万人の人出で賑わっています。
手水舎
拝殿
健田須賀神社は、1200年有余の歴史を持つ延喜式内社つむぎの町、結城に鎮まり、結城家の氏神である古社です。
縁結びの木(夫婦榊)
『願いが叶う栄える木』と、言われているそうです。
一本の木の根元が二本に分かれている夫婦榊です。 縁結びの御利益があるそうです。
十二社
拝殿の左側には、十二社が並んで祀られています。
案内板によると、十二ヶ月かけて十二社を参拝すると御利益があるそうです。
十二社(香取神社・三峯神社・白峰神社・足尾神社・羽黒神社・松尾神社・鷲神社・八幡神社・大神宮・高椅大神明・大桑神社・住吉神社)
絵馬
社務所
御神木
御神木は、カヤ(イチイ科)という木です。
本州から九州に分布している木で、葉の先がとがっていて掴むと痛い…..材は、最高級の基板に、種子は食用油などに利用されます。
神楽殿
結城七社は、結城地方を守護する代表的な神社です。
結城七社(建田須賀神社を除く六社)の他、香取神社・松尾神社・羽黒神社・三峯神社・白峯神社・足尾神社をお祀りしています。
この七社をお参りすると願い事が叶えられると昔から伝えられており、殊に七社から破軍星(はぐんせい)を求め、この破軍星を常に背負い勝負すると必勝が得られる…..といわれています。
★ 破軍星とは…..北斗七星の柄先の星(おおくま座)をさす中国名。
これを剣先に見立てて、その方向に向かって戦う者は勝ち、逆らって戦う者は負けるとして吉凶を占ったそうです。 剣先星とも呼ばれているそうです。
御朱印
ハートを探せ
境内に、ハートの形をした物が3つあるんだって。良縁・恋愛成就を願って見つけてみてね。
ヒント1…..境内に立っている木に注目して下さい。
ヒント2…..歩いている足下、石畳をよく見ながら歩いて下さい。
ヒント3…..拝殿の上部に注目。
概要
健田須賀神社
住所…茨城県結城市結城195
問い合わせ…..0296-32-2956
駐車場🅿…..有(無料)
御利益…..厄除け・家内安全・交通安全・商売繁盛・身体健全
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