
武蔵一宮 氷川神社
埼玉県さいたま市大宮区に鎮座する「武蔵一宮 氷川神社」。
都会の喧騒を離れ、緑豊かな参道を歩くと、清らかな空気と荘厳な社殿に心が洗われるようです。
御祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱です。 須佐之男命は嵐や暴風雨、厄除け、縁結びの神として、稲田姫命は大己貴命の御母神であり、大己貴命は国土経営の神として信仰されています。
由緒
約2400年の歴史を持ち、1200年前に武蔵国一の宮に定められたと伝えられています。 主祭神は須佐之男命、稲田姫命、大己貴命で、大いなる宮居が地名の由来となりました。源頼朝による再建や、徳川家康・徳川家綱による社殿の造営を経て、明治時代には明治天皇が武蔵国の鎮守と定め、親祭を行いました。
境内案内
西駐車場側から境内に入りたいと思います。
まずあるのが、朱色の橋です。

風情ある道を進みます。

道の左側に蛇の池の看板を見つけました。
立て看板から先の細道を、くねくねと道なりに進みます。
この蛇の池は、数年前までは、禁足地だったそうです。

参道の雰囲気とは全く違います。
緑に囲まれた静かな道を進むと、少し怖い気もします。

こちらが『蛇の池』…池を囲む緑がなんとも神秘的に感じます。

蛇の池の看板を更に進みます。
何やら水の流れる音がします。
蛇の池の水がここまで流れて来ているそうです。

氷川神社の御神水です。
湧水っぽく無いような作りで、蛇口をひねれば御神水が出るようになっています。

手水舎
蛇の池の湧水が、この手水舎にも使われているそうです。
この湧水が神社鎮座の由来になったと伝えられています。

立派な朱塗りの楼門です。
朱塗りの楼門をくぐると、荘厳で美しい本殿・拝殿が現れます。


舞殿では祭典・奉納舞もあり、神社ならではの厳かな雰囲気が漂っています。

御神木の「夫婦楠」
樹齢400年以上と言われていて、寄り添うように立っているのが印象的でした。


昭和15年に造営された流造の本殿です。
当初、本殿始め拝殿、舞殿、楼門等の屋根は、檜皮葺きでしたが、
明治天皇御親祭100年、祭の記念事業として現在の銅板葺きになりました。


摂社
御嶽神社
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)

門客人神社
御祭神
足摩乳命(あしなづちのみこと)
手摩乳命(てなづちのみこと)

大宮の中心にありながら、自然と静寂に包まれた「武蔵一宮 氷川神社」。長い参道を歩きながら、日常の喧騒を離れて心を整える時間を過ごせます。縁結びや厄除けのご利益を求めて、ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。
御朱印 情報
授与所
こちらの神札授与所で直書きしていただけます。
(授与時間…8時30分~16時30分)

御朱印
直書きで頂けます。
(通常の御朱印…500円)

武蔵一宮 氷川神社 情報
住所…埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1−407
TEL…048-641-0137
御利益…縁結び・家庭円満・家内安全・商売繁昌・厄除け・病気平癒・交通安全
参拝時間…夏期…5時~18時 冬期…5時~17時
アクセス…JR「大宮駅」東口から徒歩 約15分。
東北自動車道「岩槻IC」から約20分
駐車場…第一駐車場は参拝後40分無料ですが、その後は料金が発生します。
第二・第三・西駐車場は無料です。
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