今回は、太平洋に面した丘の上に鎮座する【大洗磯前神社】 です。
海のすぐそばにあって、「え?ここ神社?それとも絶景スポット?」
と二度見してしまうほどのロケーションです🌊

大洗磯前神社
御祭神
大洗磯前神社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)です。 大己貴命は福徳の神、少彦名命は医療祖神として信仰されています。 医薬の祖神、縁結の神、知徳剛健の神とも崇敬されています。
由緒
この時代の日本は天然痘や飢饉が発生しており、多くの人々が亡くなったといいます。 大洗磯前神社は、創建から1年を待たずに官社に列せられ奉幣を受け、当時は「薬師菩薩」の神号を受けて医薬の神となります。 かつて常陸国風土記に不老不死の常世の国のようであると伝えられた常陸国でしたが、二度と災難が起こらないようにとの人々の願いを受けて、二神が降臨したとされています。 これが大洗の保養地の精神的な礎となる大洗磯前神社の創建です。 大洗磯前神社は、平安時代856856年に、災害や病気に苦しむ民を救うために御祭神が降り立ったと伝えられています。
神磯の鳥居
海に立つ鳥居!神磯の鳥居は感動レベル
岩の上に立つ鳥居と、ザザーンと打ち寄せる波🌊
もうこれは、写真を撮らずにはいられないやつ📸
朝日や夕方の時間帯は特に幻想的で、「ここ…日本?」って思うほどの美しさです。

ここの神社の目の前は太平洋が広がっていて、鳥居が海の中に立っています。
鳥居が海に浮かんでいるように見え、太平洋の荒波に打たれながらも神々しい姿を見せている…感動の絶景です。

御祭神・大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこのみこと)の2柱の神様が、降り立った聖地とも言われている場所です。
とても神聖な地となっている事から、禁足地とされています。

境内案内
⛩️まずは長〜い参道で心を整える
大洗磯前神社といえば、ずーーーっと続く石段の参道!
登る前は、「よし、余裕でしょ♪」…なんて思っていたのですが……

途中から「まだある?」「え、まだ?」と自分との戦いが始まります😂
でも不思議なことに、登っているうちに心がスーッと落ち着いてくるんです。
これぞ神社マジック✨

⬇ 石段のうえから見た二の鳥居も絶景です。

まずは手水舎で心もリフレッシュ
海が近いせいか、水の音もどこか爽やかで、手を清めるだけなのに気分までスッキリ🌊

神様とご縁を結ぶお水「御神水」
手水舎の裏(公衆トイレの入り口付近)に境内から湧く水御神水があります。
この御神水は、眼病に効くと言われているそうです。
ここを訪れた方は、ぜひ探してみて下さい。

さざれ石

狛犬

福の神様
隋神門の左側にある福の神様(大黒さま恵比寿さま)
「たくさん撫でて大福を頂いてください」と、書いてあります。
では…失礼して、たくさん撫でさせていただきます。

いよいよ拝殿へ…ドキドキ参拝タイム
長い参道を進み、心も体も整ったところで…いよいよ拝殿へ⛩️✨
朱色が美しい拝殿は、遠くから見ても「主役感」がすごい!
目の前に立つと、空気がピンと張りつめていて、さっきまでの観光気分が一気に参拝モードに切り替わります。
カランカランと鳴らす鈴の音も心地よく、お願いごとはしっかり丁寧に✨

本殿は、元禄3年(1690)に水戸藩2代藩主・徳川光圀により造営の起工がなされ、3代・綱條の代で本殿・拝殿・随審門が完成しました。亨保15年(1730)に現在地に遷座しました。拝殿は桁行5間、梁間2間」で向拝1間付きの入母屋造で茨城県の文化財、随審門は大洗町の文化財に指定されています。
記念植樹
なんと!ミュージシャンの相川七瀬さんが、
氏子青年会発足10周年を記念した講演会にゲスト講師てしていらした時の、記念植樹だそうです。

清良神社(摂社)
拝殿でしっかり参拝したあとは、ぜひ立ち寄ってほしいのが境内社の清良神社✨
大洗磯前神社のにぎやかな雰囲気とは少し違って、こちらはとっても静かで落ち着いた空気。
一歩近づくだけで、「シーン……」と音が消えたような感覚になります🌿
☆大洗磯崎神社の階段を登らずに、右の脇道に進んでいくと《清良神社》の鳥居があります。

奥に進んで行くと、神池が見えて来ます。
ひっそりとした池の中に鳥居が立っている不思議な光景です。
かつてこの神池は、眼病に効く霊水が湧き出す《目晒しの井》と、言われていたそうです。
江戸時代の頃、清良神社前の海岸は潮湯台(病気治療の為、海水につかる事)で御祭神の御利益を頂こうと賑わっていたそうです。

東日本大震災では、4mの津波が押し寄せたにもかかわらず死者はいなかったそうです。
この時不思議な事に、大量の水が湧き出し、断水していた大洗町の多くの人々の喉を潤ってくれたそうです。

御朱印 概要
御朱印
御朱印は、こちらの社務所でいただく事ができます。
赤い旗が目印です。
受付時間…8時30分~16時30分

書き置きの御朱印です。(クリアファイル付きで、500円)

御朱印帳
御朱印帳の種類は2種類です。
海の中に《神磯の鳥居》が立っている通常のデザイン
海の中に《神磯の鳥居》が立っている《日の出》のデザイン
海と空と神々が出会う場所――それが大洗磯前神社。 潮風に包まれながら参拝すると、自然と心が浄化されるようです。 日の出の時間に訪れれば、神秘の鳥居とともに新しい一日を迎える特別な体験ができるでしょう。 皆さんもぜひ一度、「神磯の鳥居」から昇る朝日を見に行ってみてください。
大洗磯崎神社 情報
【住所】…茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
【TEL】…029-267-2637
【ご利益】…商売繁盛・厄除け・安産
【参拝時間】…24時間
【アクセス】…JR水戸駅北口から茨城交通の「大洗磯前神社」行きバで30分。
【駐車場】
県道175号線を跨ぐ一の鳥居の横の坂を登って行くと、無料駐車場があります。(トイレ有)
【受付時間】…8時30分~16時30分
【MAP】
💡ここ、大洗磯崎神社とひたちなか市の酒列磯崎神社は、兄弟社になるそうです。
このこの大洗磯前神社から、ひたちなか市の酒列磯前神社をお参りして、ひたちなか市のジョイフル本田チャンスセンターで宝くじを購入すると当たるというジンクスがあります。
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