栃木県下都賀郡壬生町に鎮座する雄琴神社は、約900年の歴史を誇る地域の総鎮守です。
地域の人々に親しまれ、今も月詣りや例祭などの行事で信仰を集めています。
雄琴神社
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)です。日本神話の太陽神で、皇室の祖神で陰を照らす光として、人々の生活や町の安全を守る神として崇敬されています。
由緒
雄琴神社の創建は、寛治5年(1091年)に遡ると伝えられています。当時は「藤森神社」という名で、地域の鎮守として祀られていました。その後、戦国時代に入ると、壬生氏初代当主によって、遠く滋賀の「雄琴神社(雄琴大明神)」から分霊が勧請され、祖先とされる 小槻今雄公 を合祀。これにより社号は「雄琴神社」と改められました。
境内案内
大鳥居

木々に囲まれた参道が続き、雰囲気ある道のりです。
歩くうちに少しずつ神聖な気持ちになります。


参道を抜けると見えてくる「二の鳥居」は、銅製の鳥居で、なんと 1778年(安永7年)鋳造。
現在は 栃木県指定有形文化財 に指定されています。


手水舎
二の鳥居をくぐった先に「手水舎」があります、


ご神木のイチョウの木 — 神聖な存在感

随神門
随神門は、「外の世界と神域との境界」「神域への入口」の役割を果たすものなのだそうです。

拝殿

自然と水 ~ 黒川と「明神水」
神社のすぐそばを流れる黒川の伏流水を、地下50 mからくみ上げた清水「明神水」です。
この神明水が、社の横で汲めるようになっています。

四季の移ろいとイチョウ~ 秋の黄金と冬の静けさ
古い銅鳥居や拝殿・本殿の歴史的木造建築と、悠々としたイチョウの大木…両者のコントラストが、訪れる人に「時を超えた場」に足を踏み入れたような感覚を与えてくれます。



雄琴神社は、歴史・文化・自然が一体となった神社です。
銅鳥居や本殿・拝殿といった歴史的建造物、ご神木イチョウ、境内社の多彩さ…どれも見事です。
壬生町を訪れた際は、静かに歴史と自然を感じながら、心を整えるひとときを過ごしてみてください。
御朱印 情報
社務所

御朱印

雄琴神社 情報
住所…木県下都賀郡壬生町通町18−58
TEL…0282-82-0430
参拝時間…24時間
御利益…厄除け、縁結び、開運招福
アクセス…東武宇都宮線「壬生駅」 徒歩 5分。
駐車場…神社の南側に無料駐車場があります。。
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