
足利織姫神社
今回行くのは、栃木県足利市にある天狗山に立つ【足利織姫神社】です。
遠くからでも、山の中腹に朱色の社殿が美しく見る事ができます。
御祭神
祭神は、機織りを司る天御鉾命(あめのみほこのみこと)と織女の天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)です。 経糸と緯糸が織り重なって生地となることから、縁結びの神社として知られています。 また、織物を作る織機や機械は鉄でできているものも多く、全産業の神様とも呼ばれています。
由緒
宝永2年(1705年)、足利に機織の神社がないことに気づいた、足利藩主であった戸田忠利が、伊勢神宮の直轄であり天照大神の絹の衣を織っていたという、神服織機神社の織師、天御鉾命と織女、天八千々姫命の二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ合祀。 その後、明治12年(1879年)機神山(現在の織姫山)の中腹に織姫神社を遷宮しました。 翌年の明治13年、火災に遭い仮宮のままとなっていたが、昭和8年皇太子殿下御降誕(現在の上皇陛下)を期し、市民ぐるみで新社殿の建造にかかり、昭和12年5月に現在の織姫山が完成しました。
境内案内
一の鳥居(本坂)

足利織姫神社は、足利市街を見下ろす様に織姫山の中腹に鎮座しています。
一の鳥居(本坂)から境内まで229段の階段を登っていきます。
えんむすび坂
私は、縁結び坂より登って行きたいと思います。

縁結び坂の入り口の桜の木です…..桜がチラホラ咲いています 季節を間違えてしまったのでしょうか…。 まだ11月だというのに。(出迎えられているようで、嬉しいです)

七色の鳥居
縁結びの神社として「七つのご神徳(縁結び)」を大切にしているそうです。







- 紫色の鳥居…よき経営者との縁結び
- 若草色の鳥居…よき学業との縁結び
- 赤色の鳥居…よき日との縁結び
- 緑色の鳥居…よき知恵との縁結び
- 黄色の鳥居…よき健康との縁結び
- 青色の鳥居…よき人生との縁結び
- 朱色の鳥居…よき仕事との縁結び
★ 七色の鳥居をくぐり(通り)『ご参拝者の方々の願いが叶いますよう(通りますよう)に…..』という思いが込められているそうです。
階段を登り切ると、後ろには圧巻の景色が広がっています。 渡良瀬川・浅間山などが見渡せます。
手水舎

手水舎も朱色です。
神楽殿

【桁行 6.2m】 【梁間 3.8m】…入母屋造り木造平屋建てです。
社殿


鉄筋コンクリート造の建物で、長林寺本堂の設計でも知られる建築家の《小林福太郎氏》によって設計されました。 国の登録有形文化財に指定されています。
織姫山の中腹に建築された社殿は、中央の拝殿両側に翼廊’(よくろう)を配し、朱色の建築が緑の山並みに映えてひときわ鮮やかです。
竜宮城のようです。
御神木

この丸く剪定されたこの木が御新木です。《スタシィ》という種類の木で、3本あると大きな森のを形成すると言われている木です。
御神木の厄祓い

厄年・厄日・諸厄のお祓いを念じて上下の御神木を三回ずつ叩きます。
手で叩いた後に…木槌があった事に気づきました(写真左)
恋人の聖地
愛の鐘

二人で鐘を鳴らすと幸せになれる…というジンクスのある 愛の鐘❤️ です。
足利市の観光名所である織姫神社は、産業の繁栄と家運繁盛を願う守護神、縁結びの神社であり、昨年《恋人の聖地》や《日本夜景遺産》の認定を受けたそうです。
二人で鳴らして、愛を深めてみてはいかがですか…。
愛の鍵


社務所で【錠前(ハート型)】と【2つの鍵】をセットにした【愛の鍵】を授与しています。 この愛の鍵を架けるワイヤーは、愛の鐘の近くにおいてあります。 愛を深めた後に、2人で愛の鍵🔑を架けて帰って下さい。
ここに架かっている鍵は、約3000個あるそうです。
御朱印
社務所で御朱印を受けます。 季節の御朱印 500円。
こちらの社務所は、木造平屋建てで、一部地下の階があるそうです。
(受付時間…9時~16時)


帰りは、本坂から一の鳥居に向かって帰ります。


足利織姫神社は、歴史と自然、美しい景観、そして縁結びのご利益が揃った魅力的な神社です。地元の文化を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる場所としておすすめです。足利観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
足利織姫神社 情報
【住所】…栃木県足利市西宮町3889
【TEL】…0284-22-0313
【ご利益】…縁結び
【参拝時間】…24時間
【アクセス】…北関東自動車道「足利IC」から約10分
【MAP】
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